【令和8年度変更点】ご家族を守る定期接種のお知らせ
- 加藤医院
- 3月30日
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こんにちは。加藤医院の院長です。
3月末となり桜も見頃を迎えていますね。来月はいよいよ「家康行列」もあり、街全体が春の活気に包まれる季節です。ただ、季節の変わり目は胃腸の不調や長引く咳などが出やすい時期でもあります。お出かけの際も、どうぞご無理はなさらないでくださいね。
さて、来月(令和8年4月)以降、予防接種の制度が大きく変わります。ご家族の健康を守るため、「定期接種」の主な変更点をお伝えします。

妊婦さんへのRSウイルスワクチン(新設)
免疫のない赤ちゃんがRSウイルスに感染すると、細気管支炎など呼吸器の重い病気になることがあります。妊娠中(定期接種28週から37週に至るまで)のお母さんが接種することで、へその緒を通じて赤ちゃんに免疫を移行できます。当院でも接種を推奨しております。
高齢者肺炎球菌ワクチンの種類変更
65歳の方を対象とした肺炎予防のワクチンが「結合型」という作りのワクチンになります。免疫記憶(免疫を長く覚えておく力)がしっかりと作られるため、1回の接種で長期間効果が持続すると見込まれています。これに伴い、原則「一生に一度」の接種となります。
HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの種類変更
より多くの原因ウイルスに対応する「9価ワクチン」に統一されます。このワクチンは子宮頸がんの原因となるウイルスの約80〜90%をカバーできるとされており、将来のリスクをより広く減らすことが期待できます。
高齢者向け 高用量インフルエンザワクチン(秋から追加)
今年の秋から、75歳以上の方を対象に有効成分が通常の約4倍含まれた新しいワクチンが導入予定です。年齢とともに免疫がつきにくくなるご高齢の方でもしっかりと免疫を作りやすくなるよう工夫されたものです。肺炎や心臓(循環器)への負担を防ぐ有効な選択肢となります。
ワクチンは、感染症による重症化を防ぐための有効な予防策です。「自分は対象になる?」「血圧の薬を飲んでいても大丈夫?」など迷われましたら、ご自身で悩まずいつでも当院へご相談ください。皆様の「かかりつけ医」として、一人ひとりに合った接種予定を一緒に考えさせていただきます。

